古い型落ちパソコンを簡単・激安ゲーミングPC化完全ガイド 2020年版

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こんにちは、あおざかなです。

今回は、皆さんのお家に眠っているであろう型落ちPCをゲーミングPC化させる方法をお伝えしたいと思います!

この記事をみているあなたはきっと、格安改造で今のPCでフォートナイトとかPCゲーができないかなと考えられている方だと思います。そんなあなたにおすすめの方法があります。

※この方法を試すと、メーカーの保証が受けられなくなる可能性があります。

 

 

まずはスペックを理解しよう

まず気にして頂きたいのが、現状のあなたのPCのスペックです。

この場合、見るべきところというのは5つあって

  • PCの形状
  • CPU(世代、型番)
  • 電源
  • スロット数
  • メモリ(RAM)

です。この表は下から上にかけて重要度が高くなっています。

がCPUとかならわかるけどPCの形状とか関係ねぇだろと思っておられる方がいるかもしれませんが、実は改造するとなった場合、この辺が一番大事なのです。

順を追って解説していきます。

PCの形状

 

この項目が一番重要だと言った理由は単純です。

なぜなら形状によって、改造できないPCとできるPCが存在するからです。

もっとわかりやすく言うと、デスクトップ型のPCでなければゲーミング化は不可能です。(理由は後述します。)

されに、薄型タイプかどうかも重要です。

薄型だと改造の幅がグッと狭まります。

CPU性能

激安で改造するには、ある程度の性能のCPUが必要です。なぜなら、CPUまで交換となると、出費がかさみ、後述するものとの兼ね合いで、新しいPCをもう一台買うのと変わらないことになるからです。

そして具体的なCPUの性能ですが、最低ラインが、

があれば、軽いものであれば動くでしょう。

参考までに、PUBGやFortnite、マインクラフト程度であれば十分だと思います。

もちろん設定は最低になりますが。

推奨としては

があれば、ほぼすべてのゲームで、特に問題なく動くと思います。

このとき、自分のPCのCPUの性能が基準を超えているか知りたい場合は

右記リンクの「UserBenchmark」で調べてみるのがおすすめです。

さらに、自分のしたいゲームが動作するのか知りたい時はYoutube

「(自分のCPU) (したいゲームの名前※英名のほうがよし)」

と検索すると、実際に動かしている動画があると思うのでそちらをご覧になるのも手だと思います。(例:「i3-3220 Fortnite」など)

電源

 正式名称は「電源ユニット」ですが、今回重要なのは電源容量のほうです。

少しPCに詳しい方ならわかるかと思いますが、今回の改造ではGPUの取り付けを行うのである程度の電源容量がないと、最悪起動しないという事態に発展します。

詳しい基準は後述しますが、最低基準としては

  • 220W以上

は必要かと思われます。180Wでも動いたという報告もありますが、この場合、みなさんの電源は経年劣化により無理をさせるとPC自体が壊れてしまう可能性があるので多少余裕をもった数値にしています。

自分のPCの電源容量の調べ方はこちら

 スロット数

これはPCに詳しくないとわからないと思いますが、GPUをとりつけるスロットである、

PCI-Express×16スロット

のことを指しています。

PCI-Expressについてはこちら

少なくともこれが1つはついていないと改造ができません。(まれに×8や4でも、端が欠けており、×16のものがさせるものがあります。)

RAM

ストレージではありません。メインメモリです。

メインメモリは500GBもありません。(企業サーバーを除く)

これが8GBないとまずいです。(DDR4、DDR3問わず)

4GBでも動くものは動きますが非常に不安定になります。

こちらは簡単に増設できるので4GBしかないという方は増設をおすすめします。

増設方法はこちら

 

 

何を拡張するか理解しよう

ここまでの条件をクリアされた方はようやく改造のフェーズへ移行できます。

今回増設するのはグラフィックボードです。「グラボ」とも呼ばれ、GPUともいいますが正式には増設するのはボードなのでこう呼ばせていただきます。

GPUについて詳しく知りたい方はこちら

まず、PCの世界において、一番高いものを買えば性能が上がるというのは必ずしも成り立たないということを覚えておいてください。専門的に言うと「ボトルネック」というのですがそこまでは今覚えなくて結構です。

 

 

どのグラフィックボードを載せるか決めよう

ここから先はみなさんのPCスペックによって異なります。

まずは、

すべてのスペックが最低基準だった場合、(i3-3200程度、220w~300w)

 

GT1030のロープロファイルモデルがおすすめです。(9000円から)

これならマインクラフトやフォートナイトなどの軽いゲームなら余裕で動きます。

そして、薄型PCへの増設に対応しています。

 

CPUがi7-3700以上で 電源が300w以上だった場合

 

GTX1650がおすすめです。(16000円から)

これならBattleField5のような特別重いゲームでなければ動きます。

 

 

 まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は新品のグラボの取り付けということで2種類ご紹介しましたが、中古も入れると、GTX1050tiなど、いい感じのグラボがまだまだありますので、中古のリスクを理解されている方は、そちらも良いかもしれません。